毎月それなりに収入があるのに、不安が消えない。
その原因、ほぼ確実に「お金が足りないから」でも「家計管理が下手だから」でもありません。
私は過去に、たった1つの制度を知らなかっただけで、約13万円の現金をドブに捨てました。
- 貯金額を把握していなかった
- 使える制度を知らなかった
- 「もし働けなくなったら」を考えていなかった
この3つが重なった結果です。つまり私は、「知らないだけで13万円失う状態」に無防備なまま立っていたということです。
逆に言えば、この3つを整えただけで、お金の不安はほぼ消え去りました。
この記事では、「家計管理をしているのになぜ不安が消えないのか」、そして私が現在も実践している「ズボラでも続くざっくり家計管理の手順」をすべて具体的に解説します。
- 【警告】家計管理をしているのに不安が消えない本当の理由
- 家計管理が続かない人が「今すぐやめるべき」2つのこと
- 月25.2万円の2人暮らしで実践!「ざっくり家計簿」のやり方
- 不安を消すために、今日やるべき「たった1つのこと」
【警告】家計管理をしているのに不安が消えない理由
人生初の入院。傷病手当金を知らずに13万円を失った日
20代半ば、会社員として一人暮らしをしていた頃。度重なる体調不良で病院へ行くと、卵巣に腫瘍が見つかり、数ヶ月後の入院と手術を告げられました。
りっすー手術っていくらかかるの? そもそも1ヶ月も仕事休んだら家賃払えない…
真っ先に頭をよぎったのは、体調よりも「お金」のことでした。
当時の私の手取りは約20万円。しかし私は、「傷病手当金」という制度の存在を知りませんでした。
病気やケガで休職した場合、健康保険から給与の約2/3が支給される制度です。これを知らずに手続きをしなかったため、私の1ヶ月の休職はただの「欠勤」扱いとなりました。
手取り20万円の2/3。つまり、約13万円の現金を、知らなかったというだけで丸々失ったのです。給与明細の額面を見て、血の気が引いたのを今でも覚えています。



「自分には関係ない」と思うかもしれません。でも、手取り20万円・1ヶ月の休職・制度を知らない。この3つの条件さえ揃えば、明日あなたの身に起きても全く不思議ではない、リアルな損失です。
不安を膨らませていた「3つのしてない」
この経験から、私の「漠然としたお金の不安」の正体がハッキリしました。
- 毎月の収支を把握していなかった
- 「いくらあれば安心」という基準を決めていなかった
- 「もし働けなくなったら?」を想定していなかった
お金が足りないから不安なのではありません。現状と最悪のケースが「見えていなかったこと」こそが、恐怖の根源だったのです。
ここを放置している限り、家計簿をつけているつもりでも、いつかまた「知らないだけで13万円失う状態」に陥る危険性が潜んでいます。
家計管理が続かない人が「今すぐやめるべき」2つのこと
過去の私と同じように、慌てて完璧な家計管理を始めようとしているなら、今すぐやめてください。間違ったやり方は、お金だけでなく時間も奪います。
① 1円単位で合わせる「完璧な家計簿」は今すぐ捨てる
深夜、リビングのテーブルにレシートの山を広げ、合わない数十円を探すために何度も電卓を叩き直す。
これ、お金を管理しているつもりで、「時間」を強烈に損しています。
仮にあなたの時給を1,000円とした場合、合わない数十円のズレを探すために2時間悩めば、2,000円分の価値(命の時間)を無駄にしているのと同じです。



数十円の誤差なんて、家計全体から見ればチリと同じです。「キッチリやらないと気が済まない…」という完璧主義は、あなたの時間を奪い、挫折を生むだけなので今すぐ捨てましょう。
② 世間の「平均貯蓄額」と比べるのをやめる
スマホで「同世代の平均貯蓄額は◯百万円!」というネットニュースを見て、深いため息をつきながら画面をそっと伏せる。これも完全に無駄な時間です。
他人の平均値を知ったところで、あなたの口座残高は1円も増えません。調べるだけ調べて落ち込み、思考停止して「結局何の行動も起こさない」のが一番の損です。
見るべきは世間の平均ではなく、「我が家の場合、いくらあれば生きていけるか」という現実の数字だけです。
ズボラ主婦でも4年続いた!「ざっくり家計簿」3つの手順
完璧主義と他人との比較を捨てた私が、現在まで4年以上無理なく続けられている「ざっくり家計管理」の手順をお伝えします。
用意するのは紙とペン、あるいはスマホのメモ帳だけ。ハードルは極限まで下げました。
手順① まずは「毎月絶対に出ていく固定費」を書き出す
まずは「息をしているだけで確実に出ていくお金」を書き出します。参考までに、現在の我が家(2人暮らし)の生活費ベースは以下の通りです。
| 項目 | 月額 |
|---|---|
| 通信費(スマホ2台+ネット) | 8,426円 |
| 電気代 | 6,838円 |
| ガス代 | 8,742円 |
| 水道代 | 3,563円 |
| 住宅ローン | 約80,000円 |
| 固定費合計 | 約108,000円 |
食費・日用品・交際費などの変動費を含めると、我が家の生活費は月約25.2万円です。
この数字が出れば、「もし今の収入が途絶えても、最低月25万円あれば生き延びられる」という最悪のケースの底が見えます。見えない恐怖を、計算できる課題に変える最初の一歩です。



ちなみに、この中で一番最初に見直すべきは圧倒的に「通信費」です。他は一切やらなくていいので、ぜひこれだけやってください。
なぜなら通信費は、「一度の作業で・永続的に・努力なしで」支出が減る唯一の項目だからです。食費のように日々の我慢を強いることなく、自動で節約効果が積み上がります。
手順② 【重要】最初の7日間、「食費と日用品」だけを記録する
すべての支出を1ヶ月間記録しようとすると、ほぼ確実に挫折します。自分はズボラだという自覚があるなら絶対にやめてください。
まずは「今日から1週間」だけ、そして「食費と日用品の2つ」だけに絞ってレシートの金額をメモしてみてください。家賃や保険料などの固定費は一切無視でOKです。
1週間後、その合計額を計算してみましょう。おそらく「え、スーパーとドラッグストアだけでこんなに使ってたの?」と、自分が思っていた金額とのズレに絶句するはずです。(私はしました)
この「自分の感覚と、現実の数字とのギャップ」に気づくこと。これが家計管理の最大の目的なので、10円や20円の細かい計算ミスなんて全く気にする必要はありません。
手順③ 残ったお金は「罪悪感ゼロの自由枠」に設定する
これが、ざっくり家計簿を続けるための最大のモチベーション(報酬)になります。
収入から、「手順①の固定費」と「将来のための貯金」、そして「手順②で把握した変動費(食費など)の予算」を差し引きます。そして、残ったお金は「何に使ってもいい自由枠」としてキープします。
- 金額:夫婦で毎月3万円(各1.5万円)を自由に使えるお金として設定。(※過去の家計簿から「これ以下に切り詰めると息苦しくなる」というストレス許容量をベースに算出しました)
- 使い方:カフェ代、会社の飲み代、ちょっとした趣味の買い物など。この枠内なら「無駄遣いかも…」と一切悩まず、気持ちよく使う。
- オーバーした場合:翌月の自分の自由枠から「前借り」して調整する(※貯金や生活費には絶対に手をつけないのが鉄則)。
認知科学的にも、「人は完全に制限されると反動で散財しますが、制限された自由があると継続率が上がる」ことが分かっています。
「この範囲なら自由に楽しんでいい」という明確な枠組みを作ることで、コンビニでコーヒーを買う時のチクッとした罪悪感が消え、結果的にストレスによる無駄遣いが激減するのです。
【次の行動】お金の不安を消すために、今日あなたがやるべき「たった1つのこと」
家計管理は、不安を消す魔法ではありませんが、見えない恐怖と正しく向き合うための「盾」には確実になります。
しかし、この記事を読んで「なるほど、ざっくりでいいのか」と納得して画面を閉じただけでは、あなたの口座残高は1円も増えませんし、不安も一生消えません。
だからといって、明日から文房具屋へ家計簿ノートを買いに行く必要はありません。食費を削ってスーパーで10円安いもやしを探すような、ひもじい思いをする必要もありません。
まずはこの1記事だけ見てください。他は一切やらなくていいので、ここだけやってください。
この作業、実際に読んで手を動かすまで3〜5分で終わります。
「休みの日にあとでやろう」というその数時間の先送りが、数年後の数万〜数十万円の損失に直結します。
このページを閉じた瞬間から、あなたはまた毎月数千円を「知らないうちに失う状態」に戻るということです。
このあと3分だけ使って、このリンクを開いてください。毎月の出費が、その瞬間から確実に減り始めます。









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