「今月こそ節約しよう」と決意したのに、気づけばいつもの生活に戻っている。
そんな「節約が続かない」経験はありませんか?
恥ずかしながら私自身、以前は何をやっても三日坊主でした。
1日2箱のタバコを吸い、ストレスでUberEatsやお菓子をドカ食いする「黒歴史」を持っていました。
しかし、ある「考え方」に変えたことで、1年以上の禁煙と節約に成功しました。
もしあなたが「節約が続かない」と悩んでいるなら、それは意志が弱いからでも、努力不足でもありません。
問題は、節約の考え方そのものにあるのです。
- 節約が続かない本当の原因と対処法
- 「我慢」を「納得」に変える思考のプロセス
- 意志力に頼らずに支出を最適化する「代替案」の作り方
節約が続かない人ほど「我慢」を目的にしている
多くの人は、節約を「お金を使わないこと」「欲しいものを我慢すること」だと捉えています。
でも実は、「我慢」を前提にした節約は、ほぼ確実に続きません。
これはダイエットや禁煙でも同じです。「吸わないこと」「食べないこと」自体を目的にすると、脳は「失う苦しみ」ばかりを感じ、いつか必ず反動(リバウンド)が来ます。
私の節約が続かなかった時代(黒歴史)
「そんなこと言っても、元々自制心があるんでしょ?」と思われるかもしれませんが、 過去の私はひどいものでした。
実は私、1日2箱のタバコを吸うヘビースモーカーだったのです。1箱580円、1日1,160円。
タバコ代だけで月に約3.5万円。
さらに仕事のストレスが溜まれば、月に数回のUberEats。コンビニで大量にお菓子を買って一気に食べたり、ドミノピザのMサイズを一人で完食したり……。1回で2,000円以上の出費なんてザラでした。
心の中では「もったいない」「やめなきゃ」と思っているのに、
りっすーストレス発散だから必要経費だし
なんて言い訳も、何度も心の中で繰り返していましたし、



タバコをやめたら太るっていうし。アイコスだから臭くないし。お酒飲まないからこれくらい良いでしょ
そんな「言い訳エンドレス」な戯言を自分に浴びせて、結局何も変えられませんでした。
今振り返ると、私が変われなかった理由ははっきりしています。
「やめたい理由」よりも、「やめない言い訳」の方が、頭の中で勝っていたからです。
目的が曖昧なまま「とにかく我慢する」だけでは、言い訳という名の誘惑に絶対に勝てませんでした。
言い訳ばかりの私が「継続」できた2つのコツ
そんな私が、一体どうして変われたのか。
それは、「我慢」を「自分へのプレゼン」に変えたからです。
「我慢」ではなく、より良い「代替案」を見つける
禁煙に挑戦したとき、私は「お金がもったいない」と考えるのをやめ、**「代わりに何が得られるのか」**を徹底的に考えました。
「このお金を別のことに使えるなら、海外旅行に行けるし、新NISAの入金力も上げられる……」
そこで、実際にシミュレーションをしてみたのです。



タバコ代の月3万円を投資に回して、年利7%で運用できれば、年間で利益が2.5万円も出る。タバコを吸うより、こっちの方が圧倒的にお得じゃない…?
そう自分にプレゼンし、心から「そりゃそうだ」と納得しました。
すると、誘惑に負けそうになっても「いや、NISAの方が自分にメリットあるし」と、我慢ではなく「賢い選択をしている」という感覚で継続できるようになったのです。


他の習慣にも「納得感」を応用する
禁煙が1年以上続いた自信を胸に、次はUberEatsとお菓子をやめることにしました。
すでに家計簿をつけていたので、これらに年間いくら使っているかは明白でした。
お菓子をやめる代替案: 「フルーツに替える。健康的で美容にもいい」
Uberをやめる代替案: 「その分、浮いたお金で週末に夫と贅沢な外食に行こう」
「ゼロにする」のではなく、「もっと満足度の高いものに置き換える」。
この代替案があるおかげで、今では「我慢」という感覚はほとんどありません。


「削るもの」より「守るもの」を先に決める
節約が続かない人ほど、すべてを平等に削ろうとして、生活の潤いを失います。
そうならないために、まずこの2つを明確にしてください。
① 絶対に削りたくないもの
ここを削ると生活の質が下がり、節約がただの苦行になります。これらを守るために節約するのだと決めてください。
② 削っても困らないもの
これらは、あなたの人生を豊かにしてはくれません。ここを削るのは、我慢ではなく「整理」です。
迷った時のコツ
どうやって整理していけばいいの!?という方に向けて、ステップごとに説明します。
食費、光熱費、通信費、交際費、娯楽費など、だいたい1ヶ月にどのくらい使うのかを書き出してください。
ただし家賃、駐車料金など、すぐにどうにかできないものは、一旦除外します。
その中で「無駄な出費」や「本当に必要なのか」と思われるものだけを、一旦抜き出します。
たとえばサブスク、ゲームの課金など。見分け方は「自分の人生にとって本当に必要なのかどうか?」です。
「やめる」という決断ではなく、「この金額なら他に〇〇ができるな」という方向で考えてみてください。
たとえば代替案が「投資」なら、それを行うことによってどのようなメリットが得られるのか。なるべく具体的に考えてください。
決まったら、その中から優先度の高いものを「一つだけ」実行します。
一気にあれこれと手を出すと、継続できません。1ヶ月継続できたら次、というように必ず段階を踏んでください。



我慢ではなく「代わりに何が得られるのか」を考えると、案外楽しく続けられるんだよね
【まとめ】節約は「大切などを選ぶ行為」
節約が続かないのは、性格や根性の問題ではありません。
- 目的が見えていない
- 優先順位が決まっていない
- 代替案が用意されていない
ただそれだけです。
節約は我慢の技術ではなく、「自分にとって大切なものを選ぶ技術」。この考え方に変えた瞬間、節約は驚くほど楽になります。
まずは今日、スマホのメモにこの3つを書き出してみてください。
- 今月、削っても後悔しなさそうな出費を3つ
- 絶対に削りたくない、大切な支出を3つ
- 節約で達成したいこと(目的)を1つ
この3つが整理できれば、あなたの節約は無理なく、自然に続いていくはずです。


よくある質問(FAQ)
- 代替案を考えても、やっぱり誘惑に負けそうな時はどうすればいいですか?
-
「10分だけ待つ」というルールを試してみてください。
突発的な誘惑(コンビニに寄りたい、Uberしたい)のピークは長く続きません。誘惑に負けそうな時はその都度「その代わり〇〇ができる」と言い聞かせる習慣を身に着けることで、無理なく継続できます。
- 「絶対に削りたくないもの」が多すぎて、結局お金が貯まりません
-
優先度の「順位」をつけてみてください。
全部が1位だと、結局すべて中途半端になります。例えば「友人との外食」と「趣味の道具」どちらが今の自分にとって優先度が高いだろうか?と自問し、月単位で「今月はこっちを優先する月」とメリハリをつけるのがコツです。
- 代替案がなかなか思いつきません。
-
お金を使っていた時に「得ていた感覚」を分析してみてください。
例えば、タバコで「リラックス」を得ていたなら、代替案は「高級なハーブティー」かもしれません。
Uberで「家事からの解放感」を得ていたなら、「下ごしらえ済みのミールキット」が代替案になります。
金額を減らしつつ、同じ(またはそれ以上の)満足感が得られるものを探すのがポイントです。








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