お金の漠然とした不安を解消した家計管理のやり方【主婦の実体験】

家計管理を始めてから「お金の不安」が減った理由【実体験】

毎月それなりの収入はあるのに、ふとした瞬間にお金のことが頭をよぎって不安になる。

そんな漠然としたお金の不安に悩まされていた時期が、私にもありました。

きっかけは、20代半ばで経験した人生初の入院と手術。当時の私は、自分の貯金がいくらあるのかすら正確に把握できていませんでした。

でも今は、あの頃のような不安はほとんどありません。変わったのは収入ではなく、家計管理を始めたことです。

この記事では、私が実際にやってきた家計管理の方法と、「なぜ不安が減ったのか」を具体的な数字とともにお伝えします。

この記事でわかること
  • お金の不安が膨らむ本当の原因
  • 入院をきっかけに知った「知らないことの怖さ」
  • 月25.2万円の2人暮らし家計で実践している管理方法
  • 不安が「ただの課題」に変わった3つの理由
目次

お金の不安の正体は「足りないこと」ではなかった

入院と手術が決まった日のこと

20代半ば、会社員として一人暮らしをしていた頃の話です。

毎日終電近くまで残業し、週末は溜まった家事をこなすだけの生活でした。

手取りは約20万円で、生活に大きな問題はなかったものの、家計簿をつける余裕は一切ありませんでした。

りっすー

毎日激務で毎日37.5度程度の微熱、腹痛、吐き気。それでも仕事を休むことができません。

体調不良が数ヶ月続き、休みの日に近くにあった大学病院へ行きました。

血液検査などは異常がなかったのですが、念のためMRIをとってもらったところ、左の卵巣に腫瘍ができており、数ヶ月後に入院と手術が必要だと告げられたのです。

りっすー

手術って、いくらかかるんだろう…

真っ先に浮かんだのは「お金」でした。入院中も家賃や光熱費の支払いは止まりません。

そして若かったこともあり、生命保険も入っていませんでした。

仕事を休んだら、収入はどうなるのか。当時の私は、そんな基本的なことすら想像したことがなかったのです。

「知らなかった」せいで、お金を失った話

さらに痛かったのが、使えるはずの制度を知らなかったことです。

高額療養費制度

医療費の自己負担に上限がある制度でしたが、当時は存在すら知りませんでした。「そろそろ入院する」という段階で初めて知りました…。

傷病手当金

病気やケガで働けないとき、給与の約2/3が支給される制度です。私は当時知らなかったので手続きせず、ただの「欠勤」扱いになりました。

りっすー

小さな会社でしたし、かなりブラックな職場だったので、制度なんて教えてくれるはずもなく。当然、見舞金もありません。

傷病手当金だけでも、仮に手取り20万円で1ヶ月休んだとすると、約13万円をもらい損ねた計算になります。

「知らない」だけで、これだけの差が生まれるんです。…今でもあの時の自分に教えてあげたいです。

りっすー

知らない×備えていない。このダブルパンチが、私の不安を一気に膨らませました。

不安の正体は3つの「していなかった」

振り返ると、あの頃の不安の原因はシンプルでした。

漠然とした不安の正体
  • 毎月の収支を把握していなかった
  • 「いくらあれば安心」という基準を決めていなかった
  • 「もし働けなくなったら?」を想定していなかった

つまり、お金が足りないのではなく、「見えなかったことが恐怖の原因だったのです。

これが不安の正体だったと、後に家計管理を始めてからようやく気づきました。

私が実践した家計管理の始め方【3ステップ】

「家計管理」と聞くと大変そうに感じるかもしれませんが、私がやったことはとてもシンプルです。

ステップ① 固定費をすべて書き出す

まず、毎月必ず出ていくお金を紙に書き出しました。

毎月必ず出ていくお金
  • 家賃
  • 食費
  • 光熱費(電気・ガス・水道)
  • 通信費(スマホ・ネット)
  • サブスク
  • 保険料

参考までに、現在の我が家(2人暮らし)の固定費の一部を紹介します。

項目月額
通信費(スマホ2台+ネット)8,426円
電気代6,838円
ガス代8,742円
水道代3,563円
生活費合計約252,000円
りっすー

「毎月最低これだけは出ていく」という金額が分かるだけでも、気持ちが少し楽になりました。

ステップ② 変動費をざっくり把握する

次に、月によって変わる支出を整理しました。

月によって変わる支出
  • 美容院
  • 交際費
  • 日用品
  • 交通費
りっすー

家計簿アプリを1円単位で合わせようとして挫折した過去もあります(あれは本当に続かなかった…)。
今は「ざっくりでいい」と割り切ったことで、4年以上続けられています。

最初から完璧にする必要はありません。

私は「だいたいこれくらい使ってるな」という感覚を掴むことから始めました。

ステップ③ 「生活防衛資金」の目標を決める

固定費と変動費を把握し、次にやったのが「もし収入がゼロになっても何ヶ月暮らせるか」を計算することでした。

生活防衛資金の目標

我が家の場合、月の生活費が約25.2万円なので、

  • 3ヶ月分:約75.6万円
  • 6ヶ月分:約151.2万円

とりあえず、まずは3ヶ月分を目標にしました。

この数字が決まった瞬間、「一体いくら貯めればいいのか分からない」という不安がスッと消えたのを覚えています。

りっすー

ニュースなどでよくある「平均貯蓄額」に振り回されるよりも、こちらの方が現実的です。(実際、私も最初は鵜呑みにして落ち込んでいました…)

家計管理で「お金の不安」が減った3つの理由

①お金の流れが「見える」ようになったから

「なんとなく不安」の正体は、見えないことへの恐怖です。

毎月いくら入って、いくら出ていくのか。数字で分かるようになると、「あ、こういうことだったのか」と腹落ちします。

私が家計簿をつけ始めて最初に驚いたのは、食費でした。

日々の買い物では一応節約を意識していたつもりだったのに、調味料やお米のような「なんとなく買い足すもの」を全く把握できていなかったのです。

月単位で見ると、自分が思っていた金額と全然違っていました。

りっすー

「節約してるつもり」と「実際の数字」のギャップに気づけたこと。これが一番の収穫でした。

②「使っていいお金」が明確になったから

以前の私は、コンビニでコーヒーを買うだけで「無駄遣いかも…」と自分を責めていました。

また、会社の人から残業終わりの飲みに誘われるたびに、胃がキリキリしていました。

でも今は、固定費と貯金を先に確保して、残ったお金は「自由に使っていい枠」と決めています。

この仕組みにしてから変わったのは、友達との外食やちょっといい家電を買うときです。

りっすー

以前なら「こんなの贅沢かな…」と迷って、買った後もモヤモヤしていました。でも今は、予算の枠内だと分かっているから、素直に「いい買い物したな」と思えるんです。

罪悪感が消えると、心に余裕が生まれます。

③最悪のケースを「数字」で考えられるようになったから

実は家計管理を始めた後も、「また突然、病気や事故で働けなくなったらどうしよう」という不安は消えませんでした。

でも、考え方が変わったんです。

以前は「どうしよう」で思考がよく止まっていました。

でも今は、

「生活防衛資金が3ヶ月分ある」
「高額療養費制度を使えば自己負担には上限がある」
「傷病手当金の手続きも今度は分かっている」

と、対処の手順が頭に浮かぶようになりました。

りっすー

不安がゼロになったわけではありません。でも「どうしよう」が「こうすればいい」に変わりました。この差は本当に大きいです。

感情 → 数字 → 安心。この流れが自分の中にできたことが、一番大きな変化です。

「お金が不安」な人が今日からできること

家計管理は、お金に余裕がある人がやるものではありません。

余裕がないと感じている人ほど、効果が大きいです。

まずは「知ること」から始める

当時の私のように、使える制度を知らないだけで損をしているケースは少なくありません。

高額療養費制度や傷病手当金のように、知っているだけで数万〜数十万円の差が生まれる制度は、一度調べておく価値があります。

りっすー

私も最初はGoogleで「入院 お金」と検索するところから始めました。10分で分かることを知らなかっただけで13万円損してたと思うと…。

完璧を目指さない

「今月はだいたいこれくらい使ったんだな」と知るだけで十分です。

続けていくうちに、自分の使い方のクセが見えてきます。

私は最初の3ヶ月、食費と通信費だけをざっくり見ることから始めました。

りっすー

それだけでも「意外と使ってるんだな」と気づけたので、焦らず自分のペースで大丈夫です。

「臨時収入」で安心の土台を厚くする

家計管理と並行して、セルフバック(自己アフィリエイト)のような臨時収入を得る方法も知っておくと、精神的な安心感がさらに増します。

私は実際に、セルフバックで1時間で14,395円を稼いだ経験があります。

怪しいと思っていましたが、やってみると仕組みはシンプルでした。

在宅でできる仕事を1つ持っておく

「もし今の収入が途絶えたら」という不安は、収入源が1つしかないことから生まれます。

在宅でできる小さな仕事を1つ持っておくだけでも、心のセーフティネットになります。

月数千円でも「自分で稼げる手段がある」と思えるだけで、気持ちの安定感はまるで違います。

【まとめ】家計管理は「不安と向き合うための盾」

家計管理をしても、不安がゼロになるわけではありません。予期せぬ出費があれば、やっぱり焦ります。

でも、不安の「質」が変わりました

「どうしよう…」という漠然とした怯えが、「今月は予算オーバーだから来月で調整しよう」という具体的なコントロールに変わったんです。

家計管理の前家計管理の後
貯金がいくらあるか分からない
お金を使うたびに罪悪感
「もし働けなくなったら」が怖い
毎月の収支と貯金額が見える
「使っていい枠」で安心して使える
「○ヶ月は大丈夫」と分かっている

家計管理は、不安を消す魔法ではありません。

でも、不安と正しく向き合える「盾」になってくれます。

りっすー

まずは月の固定費を書き出すだけでOKです。その小さな一歩が、あなたの不安を「対処できるもの」に変えてくれますよ♪

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この記事を書いた人

夫婦2人暮らしの家計と暮らしを実体験ベースで記録しているブロガー

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